ルービック　キューブ　３×３×３

日本での発売が　１９８０年で　価格が　１９８０円、　　とても覚えやすい。
筆者　ｊｉｒｏｃｈａｎ-ｇｏｌｆｓｋｉｉ　も　その年　１０月か　１１月　晩秋に買い求めた。

初めは何だか難しく、夜通し弄くっても完成に程遠いものだった。

製品に同梱のリーフレット　完成攻略書は、　例えば、センターキューブに関して、白の反対面を青として、構えて　下側に白、そして、二段目を揃え、その後　三段目青を揃えて完成に至る、レイヤー方式で説明されていた。

この解法は　筆者にとっては手順が多く、なかなか覚えられないものであった。

ある時、友達の持っていた　解法の本に　これから説明する、８箇所の　コーナーキューブから揃えるものがあり、これが自分にとって、手順が比較的少なく、楽な完成法だった。

で、　その１２月、そして翌年　１月に　栂池でのスキーにポケットに入れたキューブを、レストランで休憩中、さり気なく、しかし、得意気に　およそ、１分から３分余りで何度も連続完成して見せたりしたものだった。

ここで、３分以上かかる場合だが、この図の様になってしまう事、
収まるべき箇所に　２個のエッジキューブが　それぞれ逆の色に、、

方法としては、一つ前の工程に戻り、ダミーのエッジキューブを仮に取り合えず　１、２個作り、あれこれ考えて　また手順を追う、
これを何回か繰り返せば　いずれは完成だが、時間がかかる。

再び　前述　友達の持っていた　解法の本に、これが有った。
その頃でも　こう呼ばれていたのか知らないが、
Ｒｕｂｉｋ’ｓ　Ｍａｎｅｕｖｅｒ
ルービック　マヌーバー　（　ルービックの計略　）　
　と言う事、最近知った次第、

自分では　この手順を　キューブを右に傾けて構えると　∞　（＝　無限大）の字を描く様な印象から　勝手に　襷たすきがけ　と名付け覚えていた。

この手順一つ加えた事で、格段に速く確実なものとなったのだ。

このページを作るにあたって　キューブ関係のガラクタを調べていたら　切手と封筒が、

　←　　画面をクリックして拡大出来るので見てもらいたいが　１９８２年とある、

何で貰ったのか不明だが、当時は　こんなサービスも有ったんですね。



その頃、ある所の子供との堅い約束、　　と言うか　合言葉
『　どんなに酔っ払って寝てしまう時でも、くれぐれも枕元に未完成のキューブだけは放りだして置かない様にしようネ　、、　』（　あー、この人は遂にキューブを完成出来ずに人生終わってしまったのか、、　かわいそうに、　）

だから、狭いながらも楽しい我が家で　どんなに飲んでも、また　スキーに行った先のホテルででも、酔いに任せて　キューブを弄ったりしても必死だ、、、

おかげで　どんどん手順は覚えるし、速くなる。

この子供の解法は　自分とは全く異なる不思議な手順で　とても目で追い付けない速さだった。

ルービック 　リベンジ 　４×４×４

と言うことで、　　筆者でさえ　１〜３分で楽に完成してしまった　ルービック　キューブもかれこれ下火になった頃、　　おそらく　１９８２年だと思うが　　これが再び出た。
ルービックの復讐

１９８２円ではなく、２９８０円位いだったろう、

以前の　３×３×３　とは格段に難解だ。

ウイスキー飲みながら　気楽に崩してみる。
さあ大変だ、、、　　何処から如何にして復元するか　？　？

そうだ、得意の　３×　に置き換えてみよう、
４個で一対のセンターを揃え、　　２個で一対のエッジを揃え、　
普通の　ルービック　キューブの手順で、　　難無く完成だ、　　　半日掛かった。

センターを揃えるのに以外と時間を浪費し、　少し慣れてきても完成に１時間、　　段々速くなって　それでも完成に３０分位いは掛かる。
しかし、ともかく常時完成だ。

が、　何度も完成するうちに　とんでもない事態に、、、

　　　←　　　この様に　一対のエッジが反転してしまっている。

何処が間違いの始まりか（ 即ち　どこの工程まで戻せば確実に対応出来るのか不明 ）判らないので、もう一度大きく複雑に崩して初めからやり直しても、殆んどこの格好になってしまう事が　多々。

ルービックさんは　コンピュータで解を求めたとの事だから、コンピュータの無い自分には無理だと感じ、これ以上は進まないまま、２００５年まで

２３年